催眠療法を医学の世界に認めさせたのはアメリカの精神科医ミルトン・エリクソンです。
1958年アメリカ医師会で、催眠療法を効果のある治療と認める決定がなされたのは、エリクソン博士の功績です。
それまでの催眠療法の方法は、古典的催眠と呼ばれるのに対し、エリクソン博士がめた手法は現代催眠と呼ばれています。
その違いは、暗示や誘導を患者に自覚させないように自然の会話の中で行うというところにあります。
自然な会話の中で催眠誘導を行い、そのまま患者の潜在意識に効果的な暗示を埋め込んでいくことで治療を実現していくものです。